皆様、お世話になっております。のびるです!
戸建て住宅の外壁の診断の依頼を受ける際に、よくどのお宅でも見られる症状について
一例ですがご紹介させていただきます。
下記の写真はサイディングボードとの間にあるシーリングです。
状態としましては亀裂や剝離がみられ、そこから中に水が浸入している可能性
があります。
皆さんはシーリングの役割についてご存知でしょうか...
・建物の防水性を高めるシーリング
シーリングは「外壁材と外壁材の隙間」や「窓やドアのサッシ周り」など建物に存在する隙間を埋める役割があります。この隙間を埋めなければその隙間から雨水などが侵入し簡単に雨漏りしてしまいます。シーリングはこういった隙間からの雨漏りや漏水を防止し、建物全体の防水性を高める役割があります。
・建材同士がぶつからないようにクッションの役割
建物には「外壁材とドアサッシ」、「外壁材と窓サッシ」など建材同士が接する場所というのが必ずあります。シーリングは、こういったサイディングの壁がぶつかり合うのを防止するクッションの役割も持っています。
なぜこういったクッションが必要になるのかと言えば、サイディングやコンクリートは外気温や湿度変化によって膨張・収縮など、目には見えない緩やかな動きをするからです。その為、固い素材を隙間なく配置してしまうと、こういった動きに対応できず、建材同士がぶつかり外壁材が割れてしまったり、歪んでしまうなど、外壁の耐久性が低下してしまう恐れがあります。
このようにシーリングの役割は建物にとって、重要な役割を果たしています。
皆さんのお家はどうでしょうか。
一度お時間のある時に確認してみてはいかがでしょうか。
少し汚れが気になり始めた…。や、
剥がれやひび割れ等目に見える症状が出始めた!等。
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